9月21日(月)午後
サンフランシスコ(2)


          
ゴールデンゲート橋からフィッシャーマンズワーフを見て回り、ケーブルカーに乗ってやってきたところはチャイナタウン。これから中華街を見物し、そのあとコイトタワーに向かいます。時刻はすでに3時を回っているが、果たしてこの調子で今日予定しているユニオンスクエアーやツインピークスには辿り着くのだろうか。 


   
【パウエル通り】
パウエル通りを下り、ブッシュ通りとの交差点まで来たところでケーブルカーを降りる。サンフランシスコの街にはこのような坂道が随所にあります。

【チャイナタウンゲート】
ブッシュ通りを東に歩いて行くとグラント通りに出る。そこにはチャイナタウンの入り口であるチャイナゲートがあります。ここから北のグラント通りがチャイナタウンとなっています。

【チャイナタウンゲートで記念撮影】
ゲートの前で記念撮影。

【古い教会と新しいビル】
カリフォルニア通りとの交差点にあるオールドセントメリーズ教会とハートフォードビル。新旧の対照的な建物。

【カリフォルニア通り】
カリフォルニア通りに置かれている何かの箱もこのとおり傾いています。

【チャイナタウンの街並み】
大体こんな感じです。
 
【ここでもケーブルカー】
カリフォルニア通りを走り抜けるケーブルカー。

【チャイナタウン】
チャイナタウンの店はどこも同じような品そろえであまり興味を引くようなところはなかった。
中には日本刀を置いている店もあった。西洋人にとってはどうでも良いことかも知れないが・・・。
ここは一度来れば充分のようです。

【カフェ トリエステ】
小1時間ほど歩いてコロンブス通りに出る。チャイナタウンもこのあたりで終わりだ。
少し疲れたので休むところを探したがなかなか見あたらなかった。
コロンブス通りを渡って北に行くと角に空席がありそうな少し古いカフェがあった。
店の中に入って飲み物を注文し、空いている席に座って落ち着いたところでまわりを見回すと
壁一面に写真が貼ってありました。

【壁の写真】
30分ほど休憩し、外に出て店の名前を見るとトリエステと書かれていた。
そのときは須賀敦子の作品にある、アドリア海の奥のイタリア東端の港町だなと云う程度の記憶だったが、
帰国して調べてみると有名人が出入りする有名なカフェとのことだった。知らぬこととは言え失礼しました。

【ノースビーチ】
トリエステを出て次の目的地のコイトタワーに向かって歩いて行く。まわりはノースビーチと呼ばれるイタリア人街らしい。そういわれればそんな雰囲気がするが、チャイナタウンのような観光地ではないようだ。

【ケアニー通りからのコイトタワー】
グラント通りを北上し、ユニオン通り東に行って、ケアニー通りを北に向かうとコイトタワーが見えてきた。結構きつい坂道を上って行く。
コイトタワーはテレグラフヒルという小高い丘の上にある。サンフランシスコには大小43の丘があるそうで、この丘もその中の一つだそうです。塔そのものは54m程度でそれほど高くはない。

【コイトタワーからの眺め】
コイトタワーからの眺めの最初は南側のダウンタウン。とても人口80万人程度の街とは思えない。
しかしオークランドやサンノゼなどのサンフランシスコ湾岸部全域では人口700万人と云うから、
この経済圏は大阪府に近い人口を抱えていることになる。そう考えるとこの街の様子も頷けます。

【ツインピークス方面】
南西の方向にはビル街の向こうにツインピークスが見える。
まわりは霧に包まれて稜線付近だけが見えています。

【フィッシャーマンズワーフ方面】
北西から北にかけてのフィッシャーマンズワーフ方面。左端の桟橋がピアー45。
中央右寄りのマリーナの左がピアー39と思われます。
海上には低い雲が帯のように連なっている。この季節の特徴なのだろうか。

【ピアー39】
ピアー39をズームアップしました。あの賑わいが伝わってくるようです。

【サンフランシスコ・オークランド ベイブリッジ】
東には朝渡ってきたサンフランシスコ・オークランド ベイブリッジがよく見えます。
ヤーバブエナ島の左上にはトラス橋も認められます。
吊橋の向こうに見えるのはオークランド市街です。

【吊 橋】
2連吊橋のうちのヤーバブエナ島側の橋をズームアップ。

【コイトタワーを振り返る】
コイトタワーを出たあとはとりあえずフィッシャーマンズワーフの駐車場を目指して歩いて行く。グリーンウイッチ通りの急な坂を下り、コロンバス通りからテイラー通りに戻って駐車場には5時半頃に着く。

【ジャパンタウンの五重塔】
サンフランシスコ市内は道路も狭く、渋滞などを考えると車で回るのは得策ではないと考えていたが、市内を回ってみるとそうでもなさそうだったので、車でユニオンスクエアからツインピークスに行くことにした。
写真はフィルモア通りからポスト通りをユニオンスクエアへ向かう途中で見たジャパンタウンの五重塔。

【ポスト通りを東へ】
サンフランシスコの道路は碁盤の目状に出来ており、それぞれの通りには固有名詞がつけられているので、地図で見た限りでは大変わかりやすいが、地図では分からない通行制限があり、慣れない旅行者はとまどうことが多い。フィッシャーマンズワーフからかなり大回りしてようやくユニオンスクエアに近づいてきた。

【ユニオンスクエア】
6時を大きく回った頃ユニオンスクエアに着く。ところが車を止めるところが分からない。まわりをぐるぐる回った挙げ句、目についたヒルトンホテルの駐車場に飛び込んだ。

【パウエル通り】
何とか車を止めてサンフランシスコの中心街を歩いてユニオンスクエアへ行く。日没も近い。写真はパウエル通りのウエスティン・セント・フランシスホテル。昭和天皇やエリザベス女王も泊まったことがあるらしい。

【パウエル通りとゲーリイ通りの交差点】
7時近くになってもまだまだ賑やかです。

【ユニオンスクエア】
夕暮れのユニオンスクエア。ビルの上の方に霧がかかってきている。
中央の塔は1898年の米西戦争におけるデゥーイー将軍のマニラ・ベイでの勝利を記念して建てられた。

【パウエル通り】
ユニオンスクエアからヒルトンホテルに向かう途中のパウエル通りの様子。
左はゲーリー通りとの交差点から南を見たもの。
右はオファレル通りとの交差点から北の方を見たもの。ユニオンスクエアが少し見えている。

【大阪うどん・堂島庵】
オファレル通りをヒルトンホテルに向かう途中で写真の店があった。サンフランシスコで大阪のうどんが食べられると思うと足は勝手に店の方に向かって行くのだった。

【今夜のごはん】
メニューの日本語が懐かしい。注文したのは、きつねうどんとカツ丼の定食。カツ丼はもっと小さいのかと思ったが、単品のものと変わらない大きさでした。全部平らげたが、さすがに食べ過ぎた感じ。家内も同じものを注文したが半分も食べられず。とにかくアメリカのものはボリューム満点です。店には外国人、いやアメリカ人も多く繁盛していました。

【ツインピークスの夜景】
夕食が終わったのが8時前。これからツインピークスの夜景を見に行こうということになった
ホテルの駐車場に戻ってエリス通りを西に向かい、バンネス通りを南下する。
さらにマーケット通りを南西に走り、その後住宅街の中を高度をあげて進んで行く。
途中からまわりは霧に包まれてきた。どうしようかと思ったが、せっかくここまで来たのだからと
頂上まで一気に登り詰めた。他にも何台かの車が止まっていた。
このようにして辿り着いたツインピークスの上からは、残念ながら霧のためクリアーな景色は望めなかった。
ツインピークスを下ってオークランドに向かったが、見知らぬ国の夜の街のこと、
何度も道を間違えてホテルに帰り着いたのは10時を過ぎていました。


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